2007/05/31

たけし映画4本

朝、友人からの電話でいきなり「松っちゃんとたけしの映画、どっち見に行くの?」と訪ねられ、テンション低く「どっちも行かない」と答えた本日。映画館で見るのならたけし映画だけれど、今回は見なくてもいいかな。近所のシネコンでかかっていたら絶対に見てしまうと思いますが、どうやら今回は上映されないようです。

たけし映画で一本選べと言われたら難しい。あの夏、いちばん静かな海。は、感動のあまり、嗚咽を通り越しヨダレが出る程泣いたけれど、美しくも甘酸っぱくもなく、生々しくて痛いばかりの青春を描いたキッズ・リターンなんて、もうこれ以上ない!ってくらい最高だと思うし、いつ見ても懐かしい気持になりほのぼの癒される菊次郎の夏も捨てがたい。正直、見るのが若干不安だったDolls [ドールズ]は、余計な説明やセリフを使わずに人の機微や生と死を、あれだけ見事に表現できるものかと感動しまくったし。もう、北野監督は充分すぎるほど仕事をしてくれているので、あとはもう本当に好きなことしてくださいって感じです。等身大バケツから溢れるくらい、色んなものをもらいました。




0 件のコメント: