2009/02/03

ゴールデングローブ賞のすべて

先日録画しといた「ゴールデングローブ賞のすべて」、今日すっかり見てしまいました。

なにが驚きってアンナ・パキンがすっかり大人になっていた! ピアノ・レッスン に出ていた、子役の時の印象しかないから、名前聞かなかったら全然わからなかったなー。随分変わったよね。安達祐実とか子供の頃から全然変わらない人もいるのに。

と、全然関係のない安達祐実を思い出してしまったのは、多分、ひとつ屋根の下の再放送を見たから。安達祐実はまだまだ全然子供の状態、松たか子も超若いし、あーこのドラマってもう相当古いんだよねーなんて思っていたら、藤原紀香は今とほとんど変わらない状態で驚きました。紀香はこの頃からキラッキラしている。最後にちょこっと出ただけなのに、既にスターって感じ。

で、ゴールデングローブ賞の話に戻りますが、スラムドッグ$ミリオネアのグランプリ受賞でテンション上がりまくり。以前、テレビで予告を見て、面白そう!と思って公式サイトをチェックしたら、上演予定はシャンテ・シネのみ。わざわざ銀座まで行けと? なんて思っていたのですが、大きな賞もらえばシネコンとかでも上映してくれそうじゃないですか。

受賞に喜ぶキャストやスタッフの姿を見ながら、監督のダニー・ボイルには、過去一度も裏切られていないと気づきました。とくに好きな映画監督と思ったこともなかったけど、好きな映画はたくさんある。なかでも一番好きなのは、28日後… です。

危険なウイルスに感染した疑いのあるチンパンジーを保護しているロンドンの医療科学研究所を、動物愛護活動家が襲撃。檻を出たチンパンジーが、動物愛護活動家や研究員に襲いかかり、感染すると数秒で脳に侵入し、凶暴性を剥き出しにしてしまうウイルスが発生。その28日後からをを描いたサバイバルホラーです。

「28日後...×28週後...」感染ダブルパック [DVD] この映画から5年経って、続編の28週後... という映画も作られたのですが(ダニー・ボイルは製作を担当)、それも合わせて超面白い映画でした。基本的にホラーやゾンビ映画はアメリカよりイギリスのものの方が好きみたいだなー私。とくに28週後…は、想像の範囲内で最悪の状態を予感させるラストが。全く希望を満たせない、頭を抱えてうおーーーと唸りながら見ているうちに終わっちゃったみたいな。レイトショーで見たのですが、帰る道々すれ違う人総てがゾンビに見えて(映画ではゾンビじゃなくて"ウイルス感染者"なんだけど)、小動物のようにびくびくしながら帰宅したのを覚えています。ま、顔色から言ったら私が一番ゾンビっぽいけど(青白い)。

あーでもゾンビって緑色っぽいよね。日本で顔色の悪さを青で表現するけど、アメリカとかヨーロッパでは緑、中国の人は白を使うらしいっすよ。言われてみれば、ゾンビは緑色だしキョンシーは白かったっけ…と驚いたのでした。実際には青っぽくなる気がするんだけどな…。

そんなわけで、スラムドッグ$ミリオネアの上映が楽しみなワタクシ(と、強引に話を戻す)。毎年思うけど、ゴールデングローブ賞の授賞式って本当に楽しいよね。アカデミーと違って、テーブル囲んでそれぞれがワイワイしている感じがいいのかも。ミュージシャンもテレビ俳優も映画スターも、みんなフレンドリーで温かな空気が漂ってて。しかし、そんな会場を一気に冷ましたサシャ・バロン・コーエン(ポラット)のコメント 「景気が悪く、マドンナさえも使用人のひとりを解雇したらしい。可愛そうなガイ・リッチー(←元夫)…」。私もテレビ前で「ブラックすぎ!!」と笑いながら突っ込んでしましましたが、会場の方々は笑うに笑えずohーとかnoーとか言っていました。でも、マドンナ元夫的には、いっそあそこで笑ってくれちゃった方が良かったりするんじゃないかね。いや不謹慎なのはわかるけど。

ところで。本日は節分なので、年の数だけの豆と恵方巻き食べて豆まきしました。恵方巻き商法にまんまと乗っている私ですが、だいたい縁起物に弱いんだよねー日本人って。恵方巻きの場合、それで儲ける人々と「とりあえず恵方巻き食べさせときゃいいや」って一食分手を抜ける主婦たちの利害が一致した成功例って感じ。私も「今日は恵方巻き食べりゃいっか」と、まんまと料理しなかったし。

0 件のコメント: