2009/12/15

エッフェル塔と徹子とカールじいさん



↑最近気に入ってよく聞いているセーケルト!。ちょっと見可愛いげなPVだけど、すげーブラックで一瞬ひいた。

たとえ3行でもいいから毎日更新しようと思っているのになかなかできず。昨日テレビでエッフェル塔と結婚した対物性愛者の女の人の話聞いて、エッフェル塔ってずっと女だと思ってたけど、男だったんだ!?と驚きました。

エッフェル塔と言えば、 ロラン・バルトのエッフェル塔という本が好き。アマゾンで検索したらこれしか出てこなかった。装丁が非常に残念な感じですが、お安いから文庫本なのかな。この表紙じゃ中の雰囲気がまったく伝わらないのでは。あと日本のことについて書いた表徴の帝国という本が面白いです。フランスの思想家が見て感じた日本。日本人って自由なんだな。と思ったりします。

フランスの思想家と言えば。11月にレヴィ・ストロースの訃報を聞いた際、大変失礼ながら、まだ生きていたんだ?とビックリしたのですが、それ絶対に私だけじゃないと思う。あとひと月で101歳の大往生。今年はまたたくさんの有名人がなくなりましたな。昨日今日と徹子の部屋も追悼特集だったし。

徹子の部屋は、興味のある人が出るときとお笑い芸人が出る時は必ずチェックしています。アメトークでも徹子対策をしていますが、ほんとあの人芸人泣かせだよね。そんな中、とくに徹子にペースを奪われることなく普段通りのテンションで切り抜けていたのがタカトシ。さすが腕あるねーなんて見ていたのですが、トシの「徹子さんでも緊張されることなんであるんですか?」との問いに返した徹子の一言「ありますよ。笑えない芸人が出た時とか」に、見ているこちらが凍りつきました。

もちろんそれはタカトシに対して言ったことではなく、徹子曰く「嘘つけない性格だから、笑えないネタされた時にどうしたらいいのか。私がつまらなそうだと、それが茶の間にも伝わってしまうし」とのことでしたが。思い当たるふしがいくつもある辺り、緊張はしていても対策はされていないようである。徹子を攻略してこそ一流の芸人になれるのかも。

あ、また忘れそうなカールじいさんの空飛ぶ家の感想を超ざっくりと。

前評判通り、冒頭10〜15分で感涙にむせび、その後は笑いと感動が絶えないエンタメ要素満載の映画でした。私に限って言えば、終盤も涙の雨あられで超満足。もうほんと幸せ。冒頭・終盤以外で気になったとこは、
・家につけた風船が子供部屋に反射する場面。
・カールじいさんを迎えにきた老人ホーム(?)の職員の後ろ姿。ユニフォームのシャツの後ろ襟からタグがめくれて見えちゃってるとこは、細けーーと感心。スポーツウェアとかユニフォームとか、乾性の高いシャツのタグってなんでめくれるんだろう。
・ホース! ホース大活躍。
・カールじいさんは時々宮崎駿に見える。
・ダグ(犬)の後ろ姿がうにに似ている。

書き出すときりないのでこの辺にしときますが。子供向けだからというわけじゃなく、悪役に哲学も哀愁も感じさせないストーリーに心地よさを感じる。現実はそんな簡単に割り切れないけど。感動したー面白かったーと、いろんなもの落としてスッキリ!って気分にさせてくれる映画を作り続けてくれるピクサーが私は大好き。

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