2010/05/26

France de Roland-Garros

何がビックリって全仏オープン。たった今クルム伊達選手の試合を見終えたところですが、シード選手にまさかの勝利ですよ! すごいね39歳!

相手のサフィーナは身長182cm、体重70kg、世界ランキング9位で昨年一昨年と全仏オープンは準決勝、昨年はウィンブルドンでもBEST4の超格上選手。伊達選手は試合開始からいきなり5ゲーム連取される劣勢っぷりで、あっさり1セットをとられた後、粘って粘ってなんとか2セットは死守。3セットが始まるやいなや、疲れと右足の痛み(怪我したとこ)で動けなくなり、それでも途中から逆転勝利と。マンガかよ?っ感じのドラマチックな展開で、終盤は感動のあまり涙ながらに観戦してしまいました。

信じられない勝利だけど、一番信じられない気持ちなのは、サフィーナ選手だと思う。3セットは1-4で完全に優勢だったのにも関わらず、自分より10歳も上の格下選手、しかも足を痛めて走るのもやっとの相手に次々とゲームを奪われた挙げ句に負けてしまうとは。まさに悪夢だよね。

3セットに1-4から怒濤の4ゲーム連取で逆転したものの、なにしろ足が痛そうで。タイブレークに持ち込まれた時には、そりゃ伊達選手に勝ってもらいたいけど、これだけ良い試合見せてもらえただけで充分満足。心の中ですら「がんばれ!」って言葉を飲み込んでしまうくらいボロボロで気の毒な状態に見えて、もう無理しなくていいよなんて思ってたのに勝ってしまうとは。スタンディングオベーションの会場を後にする伊達選手が、見た事もないくらい興奮気味にインタビューに答えている姿が印象的です。なにしろ彼女は上半身の力が強い。殆ど走らず同じポジションから試合を支配する姿は神懸って見えました。

でもさー、どれだけ強豪選手でも、自分より遥かに弱いと思われる相手に対して苦戦することは多々あるよね。コートに入ってしまえばランキングなんて関係ないものね。

写真は本文と全く関係ありませんが、先日届いた食玩、テディがお手伝いです。お手伝い全然してないし。どっちかっつーと邪魔してるし。まあ可愛いからいいけど…。色使いはとっても可愛いんですけど、作りは粗い。もう居酒屋ぷち呑みとか和食日和とかの頃の仕事っぷりは期待しないしちゃいけないんでしょうな。そしてリーメントさんはとうとうピクサーのキャラクターの食玩まで出す様子ですが、7月発売のトイストーリーのトイ・ストーリー ハッピーバースデーパーティは買う。キャラものならムーミンシリーズとか出してくれりゃいいのに…。チリーウィリーとかトムとジェリーも可愛いかも。

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