2010/06/11

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暑いよ! 梅雨を前にして、空気も日射しもすっかり夏の関東地区。これから辛くいやな季節に入りますが、なんか楽しいこと見つけて乗り切るしかない!と決意新たに邁進する所存です。

そんな今日この頃ですが、うまくいけばあと数日で探査機はやぶさのカプセルが回収されるもよう。"はやぷさ"と聞いただけで涙が出そうになるのは私だけではないはず。たとえ相手が機械でも、生き物と同じように感情移入してしまうのも私だけではないと思います。

不思議なことに興味はあるが、人に言うほど宇宙に関心があるわけでもない。というか、関心はあっても難しすぎてよくわかりません。それより科学技術やそれに熱意を注ぐ人たちに興味があるのは、15年くらい前に見たNHKの番組、H2ロケットの開発の様子を立花隆さんが解説している番組がきっかけだと思います。国産ロケットの開発にいかに多くの人が関わり尽力したか、涙なくして語れませんマジで。

そんなわけで、それらを開発・製造する方々に敬意を払うべく、日頃から機械でも器械でも大切に扱うようにしている私。随分前の話になるけど、某大臣が女性を器械に例えたことで大バッシングされるの見てて、本当に腹立たしかったわ。器械に例えられて何が不満なんだか。器械がなけりゃ日常生活の何ひとつだって出来ないくせに! 大体さー、あの大臣のバックグラウンドを踏まえあの発言の前後を見れば、生々しい表現にならないように、あえて無機質のものに例えているのが解ると思うんですけど…。ニュースでもワイドショーでも、問題とされる部分だけ切り取って何度も繰り返して一般感情を煽って。あの様子を見ていて、やっぱ憲法9条って絶対必要だわ!と思った次第です。簡単に情報操作されちゃうんだものね。憲法で戦争禁止しとかないと怖いよ。

そういや何年か前に日本でも話題になりましたが、トム・クルーズがアメリカのトークショーの最中にソファでぴょんびょん飛び跳ねたりのご乱心場面。あれもいかにもトムがイカレちゃったように繰り返し流されてたけど、前後を見ると感極まっての奇行ではなく、サービス精神のなせる業なのがよくわかる。トム・クルーズなんて好きじゃないし擁護するつもりもないんだけど。

話は思いっきりそれましたが、そんなわけで今の興味の中心はワールドカップよりはやぶさかな。カプセルを地上に落とした後、はやぶさ本体は大気圏突入時に燃え付きてしまう。カプセルに何か入っていても入っていなくても、期待以上のものを残してくれたことに感謝します。あと、JAXAの方々にも。日本の宇宙開発は確かにアメリカやロシアから見たら遅れているけれど、非軍事目的であることを考えれば世界で唯一でしょ(今は自衛隊が利用できるようになったみたいだけど)。だからこそろくに予算も与えられず、そのうえ仕分けまでされちゃうんだけどよ。有人飛行なんて期待していないから、今後も日本にしか出来ないことを、どんどん続けて欲しいと思います。

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