2007/04/22

ラブソングができるまで

映画ラブソングができるまでを見てきました。

映画冒頭の、80年代のアイドルグループのミュージッククリップをそのまま持って来たようなPVに大爆笑。一気にテンション高くなり、そのまま笑いながら終わりまで楽しめる映画でした。展開はまるでベタドラマを見ているような、ありふれたストーリーなのも、ひょっとして80年代のラブコメのパロディ?それでも充分に楽しめるのは、ヒュー・グラントのシニカルなキャラクターとドリュー・バリモアの自然な演技、無駄にドラマチックにしなかった控えめな脚本のおかげかな。

特にドリュー・バリモア、ラブコメ女優にありがちな、可愛い仕草でキュートさアピール的演技はいっさいなし。本当に当たり前のようにサラッと光も影も演じられる才能に感動しました。あと、モデルはブリトニー?的なアイドル、コーラが可愛いのなんのって! 音楽の使い方も上手だった。

巷に溢れるラブコメほどのパンチはなし。この映画を楽しめるか駄作と切り捨てるかは見る側の気持次第なんじゃないかな。ヒュー・グラントの最高に笑える奇妙なダンスと弾き語り、ドリューの笑顔だけで私は充分満足。DVD出たら、レンタルしてまた見ちゃうよ、きっと。


以前は苦手だったヒュー・グラントを好きなったのは、このアバウト・ア・ボーイを見てから。この映画は何度見ても本当に面白いっす。

0 件のコメント: