2008/04/13

ひっこしました

ひっこしました と言っても私じゃないよ。さっき届いた杉浦さやかさんの新刊のタイトルです。

サイトはずっとチェックしていたのですが、こうやって一冊の本になったものを改めて読むと、本当に引越って大変だよね…と思います。実際に引っ越す時には、新しい環境への期待とか、また一から生活を始める楽しみの方がずっと大きいのですが、それに伴う労力が! 私は6回引っ越してますが、この先また引っ越したいとは思わないもの。だからマンション買っちゃったんだけど。

んなわけで、新居に入った時のワクワク感とか、自分の好きなように部屋をカスタムする楽しさとか、読んでいるだけで疑似体験できるこの本は、無精な私には最適。サイトをずーっと見てたから本買わなくてもいいかな?と一瞬思ったけど、やっぱ買って良かった。私も引っ越したい!とまでは思わないけど、部屋の模様替えしようかな…なんて色々思い巡らせながら読んでいます。

はじめてのハワイ 杉浦さやかの旅手帖 (杉浦さやかの旅手帖) 杉浦さんの本は殆ど持っているような気がする。1〜2冊、買ってないのがあるかな。ハワイに全然興味ないのにハワイの本買っちゃってるし。似たような映画見ていたり、割と好みが近いのかな?という感じもします。だからどの本を読んでも共感できるのかも知れませんな。

図書館もかなり利用していますが、それでも本は買ってしまう。で、この本もういいかな…なんて思ったらすぐにオークションに出品。ほんと便利な世の中だよね。良い子の私は、本読む前には(iMacさん触る前にも)必ず手をきれいに洗うので、基本的に新刊同様に綺麗だし、2度と開くこともないのなら、誰かに楽しんでもらった方が本も嬉しかろう。

そんなワタクシですが、売ろうと思いつつも手放せないのがこちらの、デザイン、発見。という本。グリコのロゴマークや牛を一歩前に歩かせた牛乳石鹸、月桂冠や田辺製薬など、誰もが知ってるパッケージのデザインを手がけた奥村昭夫のデザイン作品集です。

デザイン、発見。 がっしりと分厚く、私の本棚の中でひと際存在感を輝かせているこの本。何度となく手放そうかと思ったりするのですが、その度に惜しくなる。パッケージデザインというあくまで表面的な印象を受ける仕事の中に、作者の哲学がみっちりと詰まっていて。それを見る度に、感心というか感動というか、やっぱ手元に置いときたいなーという気になるのでした。Amazon.co.jpが開店するずっと前、重い本嫌いな私がわざわざ買って帰ったくらいだから、その時の私にも何か思うものあったんでしょうな。しかしよく買ったよこの本を。その時の事はよく覚えていないけれど、当時の自分を裏切りたくない気持もあるし。

ところで、ひっこしましたの原型とも言えるWeb連載(正式名称もすでに分からず)が今見たらなくなってました。だよね。出版したんだものね。新たに杉浦さやか新刊プロジェクトというサイトが出来ていました。てか、あったのか以前から?

0 件のコメント: