2011/11/13

久しぶりすぎて色々変わってるし忘れてる。

内藤選手、引退しちゃうんだね。お疲れさまでした。

なんてしれっと書いておりますが、久しぶりの日記です。更新しない間に本当にいろいろありました。

前回の日記の少し前に、隣人が自殺をするという、呑気に暮らしている私にとっては大きな出来事がありました。しかも話は隣人から遺書が郵送されて来たという女性が、何故か私の部屋のドアの前にいたところから始まるので関わらないわけにはいかず。結構重苦しく、今思い出してもぐったりしてしまうような。

昔の同級生とか遠い親戚とか。知人の自殺は何度かありましたが、今回は挨拶する程度とはいえ隣人。警察やら遠くに住む隣人の親族やらが帰った後も、ずーーっとそこに黒い固まりのようなものが負のオーラを放ち続けるわけで。それが消えるまでに結構時間がかかったね。ありゃ本当にヘビーでした。

私は自殺する人やそんなことを考えてしまう気持ちを否定する気は全くありません。しかし自殺が周囲に与えるダメージは想像以上に大きいからね!と声を大にして言いたい所存です。

んで、回覧板のチェック欄の隣の空白なんかを目にする度に、はぁ~…ってなる気持ちも薄れつつある頃に若い夫婦が超して来て。なんか気分も上がってきたかなーって矢先に震災ですよ。

震災当時の話はまた書くとして、話は自殺に戻りますが。暗い話題で申し訳ないんだけど、最近ちょっと思うとこがあって。

1~2ヶ月くらい前かな?フランスのニュース番組見てたら、精神科医が「フランスで、子供のいじめなどによる自殺は、発表されているより何倍も多い」みたいな事を言っていたんです。親が認めたくないがために、事故として届けることがとても多いのだとか。

それ聞いて思い出したのが、町山智浩の「無理心中・一家心中はいかにも日本的なイメージあるけど、実際は北米のほうがずっと多い」という言葉。そしてアルトマン監督のクッキーフォーチューンという映画。

クッキーフォーチュンは、ある老女の自殺を知ったその親族が「自殺なんて一族の恥!」と、近隣の住民を偽の犯人に仕立て上げてまで自殺を隠し通そうという話。それらを思い出つつ、先進国では日本の自殺者がダントツに多いなんてよく聞くけど、実態はわからないのでは?と思い始めたのである。

キリスト教では自殺は罪だけど、キリスト教徒が少ない日本ではそんな考えを持つ人自体が少ないだろうし。アメリカの40代女性の1/4は抗うつ剤の服用経験ありなんて話聞くと、精神的に病んでいる人は日本人よりずっと多そうだしねぇ。

久しぶりの日記なのにテーマが暗い。しかしその後、大震災というあり得ない程の大災難に襲われるという。

あのさーよく「美しいわたしたちの地球を守ろう」なんて感じの言葉聞くけど、地球は人のことなんかなんも考えてないからね!だいたい、美しい地球なんてのも人目線だし、守ろうなんて考え方も人の都合だから。

カチカチに凍ったり超暑くなったり、そんなことを繰り返しながらいろんな生き物が誕生したり絶滅したり。人間なんてその一部なんですよ。地球が怒るとしたら、自然破壊がどうこうなんてことじゃなく、人間ごときが守ろうだなんて傲慢なこと言ってるんじゃねーよ!って感じなんじゃないでしょうか。

そんなわけで。地球から見たら人なんて小さな羽虫以下の存在なんだから、それならそれで、日々快適に。いろんな事を考えつつも、周りの生き物たちも快適に過ごしていけるよう、優しい気持ちで接してゆきたいと思う今日この頃です。

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