でもま、なんやかんやあっても北京オリンピックは成功すると思う。それよりもっと心配なのは、再来年の南アフリカワールドカップ。開会式&決勝戦などが行われる予定のヨハネスブルグに関する、今現在の外務省の見解が
ヨハネスブルグのダウンタウン地区(カールトンセンター付近からヨハネスブルグ中央駅及びヒルブローに至る地区)では、殺人、強盗、恐喝、暴行、性犯罪、強姦、ひったくり、麻薬売買等の犯罪が、日常的に発生しています。同地区の犯罪発生率は、南アフリカ国内で最も高く、同地区セントラルパークステーション(国内外の長距離バスが発着するバスターミナル)に立ち寄った邦人旅行者等の路上強盗被害も頻発しています。(外務省・海外安全ホームページより)
↑これ。って、こえーよ! そんなところに世界中から人が集まっちゃって本当に大丈夫なんでしょうか。
Sun City by Artists United Against Apartheid
しかし、これだけ豪華メンバー参加したにも関わらず、売り上げはいまひとつだったらしい。そもそもアメリカ国内でも保守派の多い地域や保守的なラジオ局では放送されなかったし、肝心のリスナー側が当時まだヒップホップとロックのミクスチャーに慣れていない、今と比べて音楽自体に人種の嗜好が強かっため、いまいち受け入れづらかったみたい。実家にレコードはあるけれど、今やレコード聞けない環境なので、YOU TUBEで見つけたとき嬉しかった。早くCD再販してくれないかな。
それにしてもアパルトヘイト(人種隔離政策)なんてナンセンスな政策が、ほんの17年前まで当たり前だったという事実に驚き。電車やレストランなど、全ての公共施設は白人と白人以外用に区別され、異人種間の結婚どころか恋愛も禁止。しかも黒人は国土14パーセントの土地に押し込められて選挙権もなしと。結局アメリカ・ヨーロッパ・日本などの国際経済制裁をきっかけに廃止されたようですが、経済制裁がなかったら、もっと続いてたのかな。
もちろんそれが廃止になったからといって、突然平和になるわけもない。何ヶ月か前、南アフリカの白人大学生に虐待される黒人清掃人の映像が公開されてたし、特権を得たごく一部の裕福な黒人たちによる逆差別も当たり前なのが現状のようです。
ウルルンで山本太郎が南アフリカに行った時、ホームステイ先の黒人の若者が「母親は白人の使用人として働いていたけど、そこの主人は使用人の子供たちも通学させ、ちゃんとした教育を受けさせてくれた。その一方で父親は黒人に殺された。善悪に肌の色は関係ないと思う」みたいなことを言っていましたが、ほんとにねー。平和ってなに? 自分だけ幸せになっても仕方ないと思うんだけど。
話変わって本日のサッカー男子オリンピック予選、対アメリカ戦ね。情けないよあたしゃ。ビッチがドロドロでやる気なくしたのかなー。日本人きれい好きだからね。
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