2008/09/17

幸せの1ページ

本日は映画幸せの1ページ見てきました。

対人恐怖症、外出恐怖症、超潔癖性で引きこもりのベストセラー小説家・アレクサンドラ(ジョディ・フォスター)。彼女が描く、世界中を旅しながら数々のアクシデントを乗り越えてゆくヒーロー・アレックスは子供たちに大人気だが、新作の執筆に行き詰まってしまう。そんな際、インターネットで見つけた孤島の火山に興味を持ったアレックスは、作品のヒントにならないかとふもとに暮らす海洋生物学者のジャックにメールを送ります。

船旅に出てしまったジャックの代わりにメールを受け取った、アレクサンドラの小説の大ファンの娘ニムは、自分の大好きなヒーロー・アレックスからのメールと大喜び。父親が帰って来てからの協力を約束するも、肝心の父親からの連絡がない。不安になったニムは、必ず自分を助けに来てくれると信じ、アレックス(実はアレクサンドラ)にSOSのメールを送ります。

孤島にひとり取り残された少女からのSOSメールを受け取り、居ても立ってもいられないアレクサンドラだが、何しろ極度の外出恐怖症。現地の警察に連絡しても、地図にもないフィジーの孤島のことなど相手にもされず。意を決し、少女を救うべく、自ら孤島に旅立つことにするのですが。

正直、あまり興味のない映画でしたが、新作が公開される度に律儀に来日してくれるジョディ・フォスター主演とのことなので見てみました。予告編のイメージよりずっと子供向け、文科省推薦のファミリー映画って感じで、これ夏休みに充てなきゃだめじゃん! この秋あなたに贈る、最高にハッピーなハートフルアドベンチャー! とか言ってる場合じゃないじゃん! というのが率直な感想です。

そんなわけで、別に見ても見なくても。でも外出恐怖症のジョディ・フォスターが自分の家を出てタクシーに乗り込む場面は大笑いでした。あと孤島の動物たちがみんなお利口で可愛かった。撮影はオーストラリアの国立公園に指定されている島で行われたとか。さすがに住みたいとは思わない。でも自然がいっぱいできれいな場所でした。

秘密の島のニム ←こちらが本作の原作本。商品レビュー見ていると、映画より面白そうかも。それにしても邦題「幸せの1ページ」とはいったい? 映画の内容から考えたら、原題のNim's Islandの方がいいんじゃないかと思うんですけど。じゃなかったら、この本の日本語タイトル「秘密の島のニム」でいいんじゃないかと。上映を夏休みに合わせられなかったから、無理矢理大人をターゲットにしようと、恋愛ものっぽい雰囲気醸し出してみたんですかね。

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