2009/02/16

少年メリケンサック

本日は映画、少年メリケンサックを見てきました。



レコード会社で新人発掘を担当する派遣社員のかんな。実績ゼロでクビ目前の状況のなか、動画サイトで見つけたパンクバンド「少年メリケンサック」が社長に気に入られ、契約を結ぶべくメンバーに会いに行くと、そこにいたのは50歳過ぎの酔っぱらいおやじ。そこで、かんなが見つけた映像は25年も前のものと判明したものの、既に少年メリケンサックの人気はネット上で白熱、ライブツアーも決定してしまう。引くに引けない状態になり、真実を言い出せぬままライブツアーを決行するのですが…。

どう転んでも面白そうなテーマ&キャスティング。その期待をまったく裏切ることなく、爆笑まみれの映画でした。いやー笑ったわ。宮崎あおい&少年メリケンサックのメンバー(佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城)はもちろん最高でしたが、かんなの恋人役の勝地涼、社長役のユースケ・サンタマリア、ビジュアル系アーティストの田辺誠一などなど、周囲の人達までもれなく笑えます。とくに田辺誠一演じるテルヤ様には、ほんと腹がよじれるほど笑わせてもらいました。勝地涼のひどい歌も一聴の価値あり。しかも妙に耳についちゃうし。さくらさくらさくらーーー。

映画本編が終わり、エンドクレジット見ていたら、遠藤ミチロウと中野茂の名前が。えーー?どこ出てたっけ?と、帰宅後早速サイトをチェックしたら、超普通の役で出演してて驚き。そりゃ気がつかないって! 遠藤ミチロウと言えば、ザ・スターリン時代のライブで、ステージ上から客席に向かって豚の生首とか鶏の死骸とか臓物投げつけてたイメージしかなかったもん。わからないって!

でもそれを言ったら田口トモロヲも、ばちかぶりの頃はステージの上で脱糞してましたよね。その後、いきなりNHKの超硬派番組(プロジェクトX)のナレーションやっているのに本当に驚いたものでした。客席に豚の頭投げるのと脱糞と、どっちがすごいかなーと一瞬考えて、あまりに意味がないからすぐやめた。どっちにしても周りが大変だよ! てか、豚の頭とか鶏の死骸とかどこで手に入れるんでしょうね。肉屋で普通に買っているとこ想像すると、ちょっと笑える。領収書もらってるとことか。

劇中、宮崎あおいがうんこを顔に投げつけられる場面は、そんな二人へのオマージュでしょうか。んなわけねーか。

そんな諸々も含め、ほんとうに笑えました。メリケンサックのメンバーは200%のはじけっぷりで、冷静になった今思い出しても可笑しくて仕方ない。佐藤浩市は異様にハマってたな。

検索したら、遠藤ミチロウのブログ発見! 猫写真がたくさん! 絵文字があるよ! 猫好きさんなんだねーと、勝手に親近感抱きました。

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