2021/05/20

読書は私たちにまだ見ぬ友人を連れてくる

今日は読書日和。というか、なんらかの工事で夕方までテレビも見られずインターネットも使えないらしいので、大人しく本を読んでいました。

4月の読書記録(唐突に)
・ジャックポット / 筒井康隆
・ワンさぶ子の怠惰な冒険 / 宮下奈都
・グレゴワールと老書店主 / マルク・ロジェ
・恋するアダム / イアン・マキューアン
・つまらない住宅地のすべての家 / 津村記久子
・テスカトリポカ/ 佐藤究
・消失の星 / ジュリア・フィリップス
・戻ってきた娘 / ドナテッラ・ディ・ピエトラントニオ
・サキの忘れ物 / 津村記久子
・ムーンライト・イン / 中島京子
・クララとお日さま / カズオ・イシグロ
・9月9日9時9分 / 一木けい

ジャックポットはみんなが知ってる筒井康隆。これこそ筒井康隆と思って読んでいると、最後に出てくる亡き息子との夢の中での対話で泣かされる。

恋するアダムは私たちが知らない1980年代の話。
アラン・チューリングは生きているし、フォークランド戦争にイギリスは敗北。ジョン・レノンも健在でビートルズは20年ぶりに再結成。 そんな時代に繰り広げられる、アンドロイドと30歳の冴えない男、男が住むアパートの上階に暮らす20歳の女性のユニークな関係が描かれています。
パラレルな時代背景にワクワクしながら読み進め、バラバラだったピースが次々と繋がるたびに訪れる高揚感に溺れそうになりました。



これまた唐突に、遊歩道脇に突然現れた薔薇の花。野良バラ。野薔薇か。
薔薇は簡単に接木できると母が言っていたけど、誰かが育てたのかな?

本の感想続きはまた気が向いたら。
プーチン歳とったねー(今、ロシアのニュース見ている)。

夜10時からBSの国際報道を見て、その流れで聖火リレーのデイリーハイライトも見てしまう。
オリンピック開催が問われる中、聖火ランナーそれぞれのドラマに胸が熱くなる。

0 件のコメント: