スペイン、サラマンカで開催されるテロ撲滅の国際サミットに出席するアメリカ大統領が、大観衆を前に挨拶をしようとした瞬間に何者かに狙撃されてしまいます。パニック状態に陥った広場で更なる惨事。狙撃の瞬間を目撃した、職業も国籍も性別も異なる8人の、それぞれの視点から真実を暴いてゆくという内容です。
そんなわけで、こちらはその8人の視点から8回も大統領暗殺時前後の映像を見る事になります。で、回を重ねるうちに、ふむふむなるほど…と分かってくるわけですな。と言っても、単純明快、とても分かりやすく作られた映画なので、頭は全く使いません。どちらかというと映画というよりアメリカのテレビドラマを見ている感じに近いかも。時間も短いし(90分)。
ま、気分転換には丁度いい映画なんじゃないかな。面白いと思ったのは、大統領役のウイリアム・ハート。結局暗殺されたのは、大統領の影武者なんですけどね。その影武者の映像を見て「私に似てないじゃないか」的なことを大統領が言うんです。ウイリアム・ハートは大統領と影武者の二役をこなしているのですが、それが本当に「よく似てるけど別人なんじゃ?」って感じの、超微妙な演じ分けっぷりがすごいなと思いました。
あと、デニス・クエイドを久しぶりにスクリーンで見たけど…年取ったねー。人に歴史有り。インナースペース
しかし、プルーフ・オブ・ライフ
と、何故かメグ・ライアンの女優生命について思いを馳せつつ映画を見ていたわけですが、上映中そんなこと考えながらでも充分ついていけるほど分かりやすく、誰でも楽しめる内容でした。
現代版ミクロの決死圏
随分以前に見たので細かい内容まで覚えていないのですが、意外と面白いじゃん!と思ったのを覚えています。主演のデニス・クエイド&メグ・ライアンより、マーティン・ショートが良かったんだよね。
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