宮澤美保 梶原阿貴 木村佳乃
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「その後の桜の園」みたいな言葉が書かれていたのが気になって選びました。桜の園に出演していた2人の女優が脚本・主演、中原俊・高橋ツトムが共同で監督しています。過去に少女漫画で一世を風靡したものの、その後は鳴かず飛ばず。亡くなった憧れの先輩の思い出を捨てられずに成長できずにいる漫画家と、それを支えるマネージャーの話です。
特にどうということもなく、サラッと見るのには良い映画かも。この2人が桜の園でどんな役を演じていたのかさっぱり思い出せないので、そちらも見直してみました。
中島ひろ子 つみきみほ 中原俊
パイオニアLDC 2000-10-25
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おすすめ平均
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いやー懐かしいっす。原作は吉田秋生の桜の園。この映画を見たからこそ、中島ひろ子や白島靖代、つみきみほが好きなんだよね。今見るとさすがに古さはかんじるけれど、多感な少女たちの一瞬を優しく描いているなぁという、当時と同じ感動を味わえました。で、肝心の2人だけど、出てた。続けて見てしまったから、思いっきり成長した様子が伺えます。あんたたち大きくなったね〜と、親戚のおばさん気分で。
桜の園を見ると、必ず思い出す作品はこれ。
宮島依里 大寶智子 中野みゆき
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萩尾望都の永遠の名作「トーマの心臓」をモチーフにした、金子修介監督の青春映画。出演するのは女の子4人のみ、しかもその4人がすべて少年役を演じているとゆう、相当ユニークな作品です。
1999年がまだ未来だった頃、映画館でこの映画を見ました。光を上手に使った美しい映像と繊細なピアノの旋律が少年たちの孤独感を見事に醸し出していて、あまりの素晴らしさに観た後少し立ち上がれなかったのを憶えています。
当時は1999年なんて夢のようと思っていたけれど、テロとか温暖化なんて言葉を連日耳にする今から思うと、その頃が本当に夢のよう。でも、当時16歳だった深津絵里(この頃は水原絵里という名前だった)が、今なぜか三蔵法師になっている姿を見ると、これが現実なんだよねぇとしみじみしたりして。
この映画でとくに感心したのは、パソコンだったか電話だったかタイプライターだったか、ハッキリ憶えていないのだけれど、カバーを外して中身をむき出しにしていたところ。そのおかげで1999年をとうに過ぎた今見ても、あまり古さは感じないのではないかな?と思います。
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