外国作家の小説は、日本でよっぽど人気のある作者のものやベストセラーじゃない限りすぐに絶版になってしまうので、欲しいと思ったら買う!をモットーにしてきましたが、欲しいと思う間もなく、出版されていることすら知らぬうちに買えなくなってしまうとさすがにガックリしますな。私が読んでいるのは「時計じかけのオレンジ」「見込みない種子」「アバ、アバ」「1985年 」「どこまで行けばお茶の時間」の5冊のみ。その中で一番印象に残ったのは、見込みない種子です。
見込みない種子は、人間が増えすぎてしまい、同性愛と産児制限が奨励される未来社会の話。同性愛を装う兄に妻を奪われる教師が主人公という、ディストピア(ユートピアの逆)を描いています。正直、時計じかけのオレンジより強烈。なんでこれが絶版になっちゃうのか、本当に不思議です。まあ実際は、先進国は人口過剰どころか出生率不足で悩んでいるんだけどさ。
絶版ばっかじゃん…とガックリ来ているなか、面白そうな本を一冊見つけました。
アントニイ バージェス Anthony Burgess Fulvio Testa 長田 弘 ファルビオ テスター
みすず書房 (2000/11)
売り上げランキング: 131029
みすず書房 (2000/11)
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おすすめ度の平均:
あのバージェスが…いい味だしてる!!
かわいすぎる!!
表記がアントニー・バージェスで統一されていないから、探すの苦労しましたが、なんとバージェスの絵本発見。早速購入してみようと思っとります。
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