2007/10/21

空飛ぶモンティ・パイソン

Amazonにアクセスしたら、いきなりトップベージにこれっすよ。

MONTY PYTHON'S FLYING CIRCUS
エリック・アイドル(広川太一郎)
マイケル・ペイリン(青野武)
ジョン・クリーズ(納谷悟郎/近石真介)
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ファンの間でも既に音源は失われたと伝えられていた、モンティ・バイソンの日本語吹替え版。ディスク7枚に加えて100ページの特製ブックレット付き。画質はデジタルリマスターって、そら買うよ! 当たり前じゃん! 後で欲しくなった時にゃ売り切れ状態なんてことになったら、一生後悔するでしょこれは! と、ワンクリックで予約してしまいました。

発売が2月20日なので、ま、自分への誕生日プレゼント☆ってことで。って、気色悪いわそれ。よく「頑張った自分へのプレゼント」なんて言い方聞くけどよ、単に自腹で欲しいもの買うだけの話じゃんね。と思う私である。

そんな話はさておき。テレビ東京で放送していたこの番組、タイムリーには見た記憶はないのですが(時代的に無理)、BBC製作とのことあってかNHKでよく字幕スーパーで放送していたのを覚えています。それにしても日本語吹替え声優たちの豪華なこと。こりゃ吹替え版で見た方が面白いでしょきっと。

日本で上映する映画の字幕率は他の国に比べて格段に高いとのこと。見ているこちらも字幕に慣れてしまっているし、本物の声の方がなんとなく安心だし。翻訳の戸田奈津子さんによると実際に演じる俳優達にとってもそれは喜ばしいことのようです。でもコメディ映画とか、たまーに吹替えで見た方が面白いのってあるよね。私が一番それを感じたのは香港映画のMr.Booシリーズ、マイケル・ホイ役の広川太一郎の吹替えが超面白く、私と弟の間で一大ブームになった事があります。

ちなみにBoo三兄弟の長男マイケルの他、次男三男はビートたけし&きよしが吹き替えてました。くっだらないダジャレ連発で、冷静に考えると何が面白いんだか全然わからないんだけど、見ているうちにテンション上がって爆笑しちゃってるんだよね。Mr.Booは日本でも大ヒットしたようですが、広川さんの吹替えがあったからこそだと思います。あと、ビリー隊長のエクササイズも、あの吹替えで注目されたんだよね。

似たようなところで、翻訳本を読んでいるうちに、作者より翻訳者を好きになっちゃうことが多々あります。柴田元幸とか澁澤龍彦とか。実際に作家ではなく翻訳者で本を選ぶ事も多いし。原書が読めりゃそりゃ良いんだろうけど、これはこれで楽しい文化だなーとか思ったりして。

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