2007/09/13

ほのぼの官邸猫ズ

イギリスから可愛いニュース。首相官邸で猫が飼われることになったそうです。と言っても、現在首相官邸で暮らしているのはブラウン首相一家ではなく、ダーリング財務相ファミリー。本来ならブラウン首相一家が住むはずですが、現在暮らしている財務相公邸の方が広く住みやすいとの理由から、ダーリング財務相一家が官邸に暮らすことになったとか。そこで、ダーリングファミリーと暮らしている猫のシビルも一緒に引っ越して来るとのこと。



官邸猫といえば、サッチャー政権の1989年から住み着いた迷いネコのハンフリーが有名でしたが、昨年2006年に亡くなったそうです。ハンフリーはメージャー首相の任期中に一時期消息不明になってしまい、すっかり死亡したとみなされ葬儀を行っている最中にひょっこり舞い戻ったとか。その際官邸は、「メージャー首相はじめ全閣僚とも喜びに堪えない」との声明を出し、クリントン米大統領一家の飼い猫、ソックスからも祝電が届いたそうです。


鼻ペロシビル、かわい〜


ハンフリーが官邸内を走り回り、秘密会議の出入りも自由だったように、シビルも官邸内でのびのび暮らせそう。ハンフリーの食事代(年間約2万4千円)は官房費から出ていましたが、シビルの飼育代はダーリング財務相一家が負担するもよう。



↑こちらはハンフリー。ブレア首相就任から数ヶ月後に引退と報じられたものの、猫アレルギー持ちのブレア首相夫人に暗殺されたのでは?なんて噂が流れ、生存証明のために当日の新聞を下に写真撮影されたところ。病気を理由に公務員宅に預けられた…というのが引退の理由だそうですが。



↑クリントンとソックスのツーショット切手。ホワイトハウスの庭でクリントンが演説している後ろにソックス君がいる、有名な画像があると思うんだけど見当たらなかった…。

それにしてもアメリカ大統領が猫を飼うというのは異例中の異例らしいですな。というのは、犬=忠実な友 猫=裏切り者 というイメージが未だにあるらしく、民主党のクリントンだから許されたけれど、保守系の共和党なら考えられないことだそう。

でもそれ聞いた後、ブッシュがプレッツェル喉に詰まらせて倒れている傍らにいた2匹の犬達が、全く何の反応もしなかったって話聞いて爆笑したんだった。忠実な友なのに…。

結局その後、ニューフェイスのラブラドールと相性が悪いからと、ソックスは元秘書宅に引き取られることに。犬猫関係なく、普通は先住者を優先しないか?と、それ以来クリントンファミリーが嫌いになった私ですが、その話題に関してデーブ・スペクターの「(当時クリントンが奔走していた)中東和平云々より先に、自分ちの和平をなんとかしろ」とのコメントには笑ってしまいました。

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